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私の“Rio”を探して

高校生の頃、私はイギリスのバンド「デュラン・デュラン」が大好きでした。
特に「Rio」という曲が大のお気に入りで、16歳の時には「いつか娘が生まれたら、名前は絶対にRioにしよう」と心に決めていました。
20年後、初めての妊娠。「いよいよRioに会えるかも!」と胸を弾ませていたら……生まれたのは男の子。
その2年後、再び妊娠。「今度こそRioに!」と期待していたら……また男の子。
「ああ、やっぱり私のRioには会えないのかな」と思っていた頃、ついに待望の女の子が生まれました。
よく「女の子が生まれたらお父さんがメロメロでしょ?」と言われるけれど、うちの場合はどちらかというと母である私のほうがメロメロです。
息子たちはとても優しく、「どうしたらこんなふうに育つの?」と本気で不思議になるくらい。
そんな頼もしい兄ふたりを持つ娘は、いかにも「妹です!」という雰囲気の子。
ちょっと恥ずかしがり屋で、時々頼りなくて、成績は3人の中で一番下。
向上心はすごくあって、うまくいかないと全力で悔し泣きをする。自分に若干厳しいところもある。
そんな彼女のヒューマンデザインを見たら、なんと「5/1のジェネレーター」。
5は「異端者」で、新しい発想で社会を改革していく人。
しかも「できる人」に見えるので、周りからリーダー扱いされるとのこと。
今のところ、異端者にもリーダーにも見えないけれど、彼女の中にはそういうスーパーパワーがあるんだ!と信じることにしている。
だから私は決めてるのです。
成績なんて気にしない。Rioが好きに育ってくれればそれでいい。
Her name is Rio and she dances on the sand
Just like that river twisting through a dusty land
And when she shines, she really shows you all she can
Oh, Rio, Rio, dance across the Rio Grande
きっと、頼りになるお兄さんたちが思いつきもしないような、ちょっと“ぶっとんだ”ことだってできる子になるよ。









